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日野皓正のビンタに擁護の声、理由は? [事件事故]

世界的ジャズトランぺッター日野皓正さんが舞台上で男子中学生に往復ビンタをしたと、週刊新潮と週刊文春が競って報道していますが、これに対する世間の声がいつもとちょっと違います。

いったい何があったのでしょうか? そして、なぜ日野皓正さんのビンタに擁護の声があがっているのでしょうか?

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日野皓正のビンタ動画


週刊新潮も、週刊文春も、日野さんが男子中学生に往復ビンタをしたという動画を公開してます。動かぬ証拠というやつです。

改めて、ビンタ事件の経緯をまとめてみます。

事件は、8月20日に世田谷パブリックシアターで開催された「Dream Jazz Band 13th Annual Concert」で起きました。

これは、2005年から毎年夏に開催されている「せたがやこどもプロジェクト2017」の「ステージ篇」として行われるプログラムのひとつ「日野皓正 presents "Jazz for Kids"」として開催されたコンサートです。

毎年、世田谷区立中学生から募集して結成される「Dream Jazz Band」(通称:ドリバン)が、日野皓正さんを含むプロのジャズ・ミュージシャンと4か月の練習を行います。そして、その成果発表がDream Jazz Band 13th Annual Concertでした。

この日まで練習を積んできた中学生にとっては夢の大舞台、さらには世界的トランぺッターの日野皓正さんプロデュースです。大盛り上がりのはずです。

ところが演奏中、ある一人の男子中学生がドラムソロを叩いている中で舞台袖付近から日野皓正さんが現われます。

日野さんはつかつかとその男子中学生のほうに向かい、ドラムスティックを取り上げるとそれを床にたたきつけるように投げて、袖に下がろうとします。

ところが、男子中学生は再び手でドラムを叩き出し、それに気づいた日野さんがその男子中学生のところへ戻り、こんどは頭を上からつかみ、髪の毛をもって振り回すようにします。

そして、なにか(おそらく叱るような言葉を)かけた後、少年の頬を二発、平手打ちしたのでした。

まさか日野さんが怒って登壇したとはまったくわからない舞台スタッフは、しっかりと日野さんにスポットライトを当てていました……

舞台上も、観客も「何が起きたかわからない」という感じだったんでしょうね。

週刊文春と、週刊新潮がそれぞれ動画を上げてますが、週刊新潮のほうがビンタの場面を最後まで紹介しています。

日野皓正 ビンタ動画(週刊新潮)



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当事者たちはなんといっているのか?



週刊誌の取材に対して、「ドリバン」を主催している世田谷区教育委員会は「行き過ぎた指導であったととらえております」という回答でした。

日野皓正さんは、週刊誌の取材に対する回答は無いようですが、終演後に保護者に対して「生徒のソロパートの演奏が長くなり過ぎたので、止めようとした」と説明したそうです。

また、保坂展人世田谷区長は、このビンタされた保護者から「日野さんには感謝している。やめてほしくない」とあったコメントしました。

世間の反応



世間の反応としては、大きく二つありまして、
  • 日野皓正が暴力をふるったことは許されない。
  • 日野皓正さんは悪くない、必要な体罰だった。

です。

「暴力いけない」と「体罰は許される」の真っ二つですね。
これはもうどちらも相容れないと思います。

「暴力いけない」はそれ以上でもそれ以下でもなく、何があっても中学生に手を上げるなんてのはいけないことだ、ということです。

では、もう一つのほうを考察したいと思います。

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日野皓正さんのビンタを擁護する理由


本当のところはわかりませんが、この男子中学生は練習の時からちょっと問題児だったそうです。つまり、ドラムソロをなかなかやめない、協調性がないという評判だったんですね。

このコンサートでも、「ドリバン」のメンバーそれぞれにスポットライトが当たるように、全員にソロパートが割り当てられていたそうです。

週刊文春の動画では、「ドリバン」全体の様子がわかります。


確かに、ドラムだけでも3セットあります。それ以外にもコンガが見えてますから、ドラム・パーカッションだけでも、一人一人にソロをさせるとなると、そうそう長い時間はとれません。

そんな中、この男子中学生はソロを辞めず、周囲のメンバーをあおるような振りもします。

そこで、日野さんが登場してスティックを取り上げた、それでもこの男子中学生は辞めなかった……日野さん激怒という流れです。

まあ、スティック取り上げられた時点で演奏とまっちゃいますよね、そこでまた続けるんですから、観客は「ギャグ」に思ったかもしれません。

この暴走中学生を止めるために必要だった、というのが日野さんのビンタを擁護する理由です。「他にどうしろと」ということですね。

管理人、実際目の当りにしたらどうだったんだろうと悩んじゃいますね。全体のバランスを考えたら、当然辞めてほしいんですよ。ただ、口で言ってわかるタイプでもなさそうですよね。スティック取り上げられても叩くような骨のある中学生ですから。

あり得るとしたら、もうこの中学生だけに叩かせて、ほかのメンバー全員を引っ込めるかな。

もちろん裏では大説教大会になると思いますが、表向きは「なんかこれ演出?」とごまかせるかもしれません。
(わかる人は異常性がわかるだろうけど)

管理人の感想としては、暴力云々もあるんですが、やっぱりせっかくの音楽をとめちゃったのが悔しいですね。ビックバンドなんですから、全体の調和も大切ですからね。

スタンドプレイは許されませんし、それは4か月の練習中にもさんざん言われてたと思うんですけどね。実に残念です。



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