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ヒートテックからしまむらまであったかインナー比較2016年メンズ版 [ヒートテック]

12月に入り、本格的な冬になりました。最近は「ウォームビズ」が提唱されていることもあり、あったかインナーで冬を過ごされる方も多いと思います。

ユニクロヒートテックから、しまむらまで、あったかインナーについて管理人が思いつく限り調べてみました。




あったかインナー2016年メンズ版、ノミネートブランド


今回比較するのは、次のアイテムです
  • ユニクロ「ヒートテック」
  • GU「GU WARM」
  • ベルメゾン「ホットコット」
  • ミズノ「ブレスサーモ」
  • グンゼ「ホットマジック」
  • しまむら「ファイバーヒート」



あったかインナー2016年版、比較のポイント


すべてのアイテムを網羅することはできませんので、メンズのTシャツとタイツについて、つぎのポイントでチェックします。
  • おすすめポイント
  • 機能性
  • 価格
  • 入手手段



ユニクロ「ヒートテック」と「ヒートテックエクストラウォーム」


あったかインナーの代表格といえばユニクロの「ヒートテック」ですよね。
ヒートテックは毎年少しづつ進化を遂げています。

おすすめポイント


「ヒートテック」
薄くても暖かい。進化し続ける気持ち良さ

「ヒートテックエクストラウォーム」
裏起毛で、ヒートテックの約1.5倍暖かい


機能性


メンズのヒートテックには11の機能、ヒートテックエクストラウォームには7つの機能が掲げられています。

「ヒートテック」:発熱、保温、保湿、抗菌、ストレッチ、風合い、静電気防止、形状保持、吸放湿、吸汗速乾、消臭(赤字はメンズだけの機能)

「ヒートテックエクストラウォーム」:発熱、保温、保湿、抗菌、ストレッチ、形状保持、消臭(赤字はメンズだけの機能)

実は、レディースよりも機能が多いんですね。

価格


  • MEN ヒートテッククルーネックT(9分袖) 990円(税別)
  • MEN ヒートテックタイツ 990円(税別)
  • MEN ヒートテックエクストラウォームクルーネックT(9分袖) 1,500円(税別)
  • MEN ヒートテックエクストラウォームタイツ 1,500円(税別)


入手手段


ヒートテックはユニクロ店舗、オンラインショップのどちらでも購入することができます。

ヒートテックに限り、オンラインショップ限定でXS,XXL,3XL,4XLのサイズを選択できます(ヒートテックエクストラウォームにはこのサイズ展開はありません)


GU「GU WARM」と「GU WARM EXTRA」


ユニクロをさらにカジュアルでお求めやすい価格にしているブランドがGUです。GUにもヒートテックに近い製品として「GU WARM」と「GU WARM EXTRA」があります。

おすすめポイント


「GU WARM」
吸湿・発熱であったかい。

「GU WARM EXTRA」
裏起毛で、保温性1.5倍!!


機能性


メンズのGU WARMには8つの機能、GU WARM EXTRAには6つの機能が掲げられています。

「GU WARM」:吸湿発熱、ストレッチ、形状保持、静電防止、吸水速乾、抗菌防臭、保温、部屋干し対応

「GU WARM EXTRA」:吸湿発熱、静電防止、吸水速乾、抗菌防臭、保温、部屋干し対応

価格


  • (GU)ウォームVネックT(9分袖)790円(税別)
  • (GU)ウォームレギンス 790円(税別)
  • (GU)ウォームコットンブレンドクル-T(9分袖)エクストラ 990円(税別)
  • (GU)ウォームコットンブレンドレギンス(エクストラ)990円(税別)


入手手段


GU WARMはGU店舗、オンラインショップのどちらでも購入することができます。

GU WARMに限り、オンラインショップ限定でXXLのサイズを選択できます。


ベルメゾン「ホットコット」






最近注目されているのがベルメゾンです。ユニクロとは違う角度のアプローチで暖かさと着心地を打ち出しています。

おすすめポイント


着たらわかる、綿95%の暖かさ。

ベルメゾンは綿素材を使うことで着心地を追求していますね。

機能性


ヒートテックのようなわかりやすい表示はないのですが、発熱性、肌ざわり、着ごこち、あんしんかんを打ち出しています。綿素材自体に発熱性を持たせているそうです。

価格


  • あったかインナー・綿混クルーネック長袖メンズ(ホットコット) 990円(税込み)
  • あったかインナー・綿混アンダーパンツメンズ(ホットコット) 1,290円(税込み)


入手手段


ベルメゾンは通信販売のみです。オンラインショップまたは、コンビニでカタログも販売されています。


ミズノ「ブレスサーモ」





おすすめポイント


寒さと戦うすべての人へ。

デイリーユースからアウトドアまで、利用シーンに合わせた豊富なラインナップになっているのが特徴です。

管理人はブレスサーモを愛用しています。

機能性


デイリーユース用としては「ブレスサーモエブリ」と「ブレスサーモエブリプラス」という2つの製品ラインナップがあります。

「ブレスサーモ」は水分の吸着熱を利用して発熱する、ミズノ独自開発の特殊素材です。

これ以外に、吸湿発熱、アンモニア消臭、保温、pHコントロールという機能が掲げられています。pHコントロールは「肌に優しい」という効果があるそうです。

価格


  • ブレスサーモエブリ・Vネック長袖シャツ 2,000円(税別)
  • ブレスサーモエブリ・タイツ 2,000円(税別)
  • ブレスサーモ エブリプラスVネック 長袖シャツ 3,300円(税別)
  • ブレスサーモ エブリプラス タイツ3,300円(税別)


入手手段


ブレスサーモは全国のスポーツ用品店、またはオンラインショップで購入することができます。


グンゼ「ホットマジック」





おすすめポイント


利用シーンに合わせて、4種類のラインナップ(「オールマイティー(集中温か)」、「ビジネススタイル(柔らか温か)」、「屋外作業(あったか裏起毛ストレッチ)」、「ふんわり綿混(優しい温か)」) があるのが特徴です。

機能性


4種類のラインナップそれぞれに機能がありますが、全部を「ホットマジック」でくくるとわかりにくい気もしますね。

「集中温か」:二の腕、太ももをピンポイントでさらに暖かく(部分保温、保湿、ガーゼ起毛)

「柔らか温か」:オリジナル中空繊維で軽さと暖かさを両立(吸湿発熱、軽量保温、消臭加工、部屋干し対応)

「あったか裏起毛ストレッチ」:肌着5枚分の保温力をたった1枚で!(裏起毛、ストレッチ、厚地)

「優しい温か」:やさしい肌ざわり実感! 綿65%混ふんわり起毛(起毛、綿混昆パイル調、保温)

価格


  • HOTMAGIC【ガーゼ起毛】ロングスリーブシャツ(丸首)(紳士) 2,000円(税別)
  • HOTMAGIC【ガーゼ起毛】タイツ(前あき)(紳士) 2,000円(税別)
  • HOTMAGIC【軽量保温】9分袖シャツ(丸首)(紳士) 1,800円(税別)
  • HOTMAGIC【軽量保温】タイツ(前あき)(紳士) 1,800円
  • HOTMAGIC【あったか裏起毛ストレッチ】ロングスリーブシャツ(丸首)(紳士) 2,600円(税別)
  • HOTMAGIC【あったか裏起毛ストレッチ】タイツ(前あき)(紳士) 2,600円(税別)
  • HOTMAGIC【綿混パイル調】9分袖シャツ(丸首)(紳士) 2,000円(税別)
  • HOTMAGIC【綿混パイル調】タイツ(前あき)(紳士) 2,000円(税別)


入手手段


オンラインショップで買うことができますが、もしかしたら探すのが難しいかもしれません。
できればネーミングをわかりやすくしてもらえるともっと買いやすいんですが……


しまむら「ファイバーヒート」



おすすめポイント


「厚着しなくてもほっかほか、そしてお買い得」

機能性


メンズの商品としては「ファイバーヒート 厚」と「着心地快適インナー」というのがあります。

「ファイバーヒート 厚」は裏起毛とストレッチ性のある素材になっており、保温性が高いとうたわれています。

また、速乾機能もあるようです。

価格


  • メンズ 厚インナー : 税込980円
  • メンズ 厚タイツ : 税込980円


入手手段


しまむらはオンライン販売をしておらず、店舗のみで販売をしています。



なんか忘れてないか?


ここまでご覧になった懸命な読者様なら、「イオンのピースフィットはどうなんだ?」と思われるかもしれません。

実は、ここまででかなりの字数になっていまして……決して、書くのに疲れたからではありません。また後日、改めてレビューをしたいと思っております。

また、紳士服系のブランド、アウトドア系のブランドに関しては取り上げませんでした。こちらも別で特集できればと思っています。


まとめ


以上、ユニクロ、GU、ベルメゾン、ミズノ、グンゼ、しまむらの6ブランドで比較をしました。

ユニクロ、GU、ベルメゾン、しまむらが1,000円前後の価格に対して、グンゼとミズノは1,000円台後半から2,000円台と若干の値段差がありました。

機能性に関しては、すべてのブランドで保温性がありますが、発熱性があるものと無いものがあり、メンズでは消臭もしくは防臭性があるもの、速乾性があるもの多かったです。

なお、レディースになると、特に機能性はメンズと異なる場合があるので、各ブランドでご確認いただければと思います。

読者様のあったかインナー選びの助けになれば幸いです。

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ユニクロとGUでヒートテックに違いがあるのか? [ヒートテック]

ユニクロを展開しているファーストリテイリング社の別ブランドが「GU(ジーユー)」です。
GUはユニクロよりもさらに低価格でカジュアル衣料品を販売するというコンセプトで立ち上げられたブランドです。

 当社はかねてより、基幹ブランドである「ユニクロ」に次ぐブランド開発の可能性を検討して参りましたが、今般「ユニクロ」事業において培ったノウハウを活用し、より低価格なカジュアル衣料品を販売する新ブランドを設立することを決定いたしました。

(ファーストリテイリングホームページ「新ブランドの設立に伴う株式会社ダイエーとの業務提携に関するお知らせ」より)

というわけで、ユニクロの「ヒートテック」はGUでも買うことができるのでしょうか? そして、その「ヒートテック」は同じものなのでしょうか?




GUでヒートテックは売ってません



残念ながら、ヒートテックはGUでは販売しておりません。

GUのホームページを確認すると、「ヒートテック」ではなく「GU WARM」(ジーユー ウォーム)というのがラインナップとしてあります。

GU WARMも吸湿発熱機能があり、一見ヒートテックと同じようにも思います。


ユニクロ「ヒートテック」とGU「GU WARM」に違いはあるか?



ユニクロの「ヒートテック」に近い製品として、GUには「GU WARM」があるのですが、これは同等のものなのでしょうか?

GUのホームページにてGU WARMの次の8機能が紹介されています。
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  • 吸湿発熱
  • ストレッチ
  • 形状保持
  • 静電防止
  • 吸水速乾
  • 抗菌防臭
  • 保温
  • 部屋干し対応


一方で、ユニクロのホームページではヒートテックの10機能が紹介されています。
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  • 発熱
  • 保温
  • 吸放湿
  • 吸汗速乾
  • 消臭
  • 抗菌
  • ストレッチ
  • 風合い
  • 保湿
  • 静電気防止


というわけで、太字で強調しているように共通する機能もありますがヒートテックのほうが機能が多いようです。

特にヒートテックでは「保湿性を持たせるためにアルガンオイルを配合」とわざわざ強調しています。

GU WARMとヒートテックは、吸湿発熱、保温、抗菌など基本的な機能としては同じですが微妙な差もあり、まったく同じ製品ではないことがわかります。




ユニクロ「ヒートテック」とGU「GU WARM」で値段の差はあるか?



機能的にはヒートテックのほうが多機能ですが、値段に違いはあるのでしょうか?

スタイルとしてほぼ同等の二つの製品で比較してみます。

ユニクロ「ヒートテック」の「MEN ヒートテッククルーネックT(半袖)」は990円(税別)です。
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GU「GU WARM」の「(GU)ウォームクルーネックT(半袖)」は790円(税別)です。
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ということで、税別価格で200円、GU WARMのほうが安いですね。

……そこで管理人気が付いたのですが、GU WARMのほうが「薄い」。

マネキンがGU WARMのTシャツを着ていますが、透けていますね。

これがお値段の差、なのかもしれません。

あったかインナー選びの参考になれば幸いです。

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ヒートテックとモテ下着YG、どちらを選ぶ? [ヒートテック]

当ブログでは、「あったかインナー」の代表格、ユニクロのヒートテックとベルメゾンのホットコットの比較記事を掲載しておりますが、ご好評につき、第二弾、ヒートテックとグンゼYGを比較してみたいと思います。

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なお、グンゼYGは、メンズのブランドです。グンゼにはウィメンズ、キッズの別ブランドがありますが、今回はメンズのブランド、グンゼYGについて比較を行います。

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ヒートテックとモテ下着YG、比較その1 ラインナップ


ヒートテックといえば「ユニクロ」、そしてグンゼYGといえば「下着」。

ということで、ユニクロは総合アパレル、グンゼは下着専業という大きな違いがあります。

ヒートテックのラインナップには、インナーのほか、ヒートテックフリースのシャツ、スリムフィットパンツとジーンズ、キャップ、マフラー、ネックウォーマー、手袋と「全身ヒートテック」を実現できる幅広さです。

一方でグンゼYGのラインナップは、インナーシャツ、タイツ、ブリーフのみという潔さがあります。

また、別の切り口で見てみますと、

ユニクロの機能性下着は「ヒートテックエクストラウオーム」(いわゆる「極暖」)と「ヒートテック」そして「エアリズム」の三種類である一方で、

グンゼYGには「ダブルホット」、「ヒートアンドウォーム」、「カットオフ」、「ピュアコットン」そして「ドライアンドデオ」と五種類もあり、こちらはグンゼYGの方が幅広いラインナップといえます。


ヒートテックとモテ下着YG、比較その2 素材


ヒートテックとグンゼYG、それぞれの素材についてみてみましょう。

ヒートテック


ヒートテックで使われている繊維はレーヨン、マイクロアクリル、ポリウレタン、ポリエステルからなる「LOC II セオα」です。

ユニクロのホームページでは、ヒートテックエクストラウオームとヒートテックの素材の違いについては触れられていないため詳細は不明ですが、基本的には同じ素材だと思われます。

生地の製法などで「従来のヒートテックより1.5倍温かい」(ユニクロホームページより)としています。

YG ダブルホット


一方で、YGの「ダブルホット」は綿100%です。グンゼはコットンの性能について徹底的に研究しており、ダブルホットはその成果を示しているのかもしれません。

インナーウェアの理想の着心地を作り出す、その第一歩は理想の素材選びから。そこに一切の妥協はありません。私たちグンゼが選んだのは、世界的に評価の高いアメリカ産のコットンです。

(グンゼ YG TIMESホームページ 「着心地実験室 機能特長篇 アメリカ産のコットン」より)

「甘撚りコンパクトスピン」という特殊な紡績方法の採用で、毛羽が少なく柔軟な糸をつくることが出来るようになりました。これによって「YG」は、肌あたりがとてもやさしく、やわらかな風合いを実現できたのです。

(グンゼ YG TIMESホームページ 「着心地実験室 機能特長篇 甘撚りコンパクトスピン糸」より)

YG ヒートアンドウォーム


ヒートアンドウォームは発熱する機能性素材(化繊)と綿の混紡素材です。

機能性素材についてグンゼのホームページに詳細な記載はありませんが、吸湿発熱効果を持ったものと思われます。

そして、コットンを混紡することで着心地をよくしているのはグンゼならではです。

“HEAT & WARM(ヒート アンド ウォーム)”は、自ら発熱する高機能インナーですが、コットンもミックスしているので、やわらかで肌あたりのよい風合いも兼ね備えています。高機能インナーにコットンをミックスすること、これがコットンプロフェッショナルYGのこだわりです。

(グンゼ YG TIMESホームページ 「HEAT & WARM(ヒート アンド ウォーム) 」製品紹介より)



ヒートテックとモテ下着YG、比較その3 機能性


ヒートテックとYGも「冬を快適に過ごす」ための機能を持たせていますが、若干方向性が違います。

どの製品にも共通しているのは「抗菌防臭機能」ですね。

ヒートテックエクストラウォーム


発熱性と保温性の両方を追求しているのが「ヒートテックエクストラウォーム」です。

発熱性の素材を使い、生地も「ヒートテック」より厚くしていることで保温性を高めています。

ヒートテック


ヒートテックはこれまで好評を得ていた発熱性を維持しつつ、2016年版では保湿性を高め着心地の良さを追求しています。

ダブルホット


YGのダブルホットは「コットン生地を厚くする」というアプローチで、保温性を高めています。

一方で、ダブルホットには発熱性がありません。体温を逃さないことと、コットンの着心地の良さを追求しているのですね。

ヒートアンドウォーム


YGのヒートアンドウォームは発熱性と保温性の両方を持たせています。また、コットンを混ぜていることで着心地の良さを追求しています。


ヒートテックとモテ下着YG、比較その4 価格


こちらは結論を言うとヒートテックのほうが安価です。

ほぼ同等の商品と思われる、
「MEN ヒートテックVネックT(半袖)」と「YG【HEAT&WARM】VネックTシャツ(V首)(紳士)」
を比較すると

ヒートテックが990円(税別)に対しヒートアンドウォームは1,300円(税別)になっています。

なお、「MEN ヒートテックエクストラウォームVネックT(半袖)」は1,500円(税別)です。


ヒートテックとモテ下着YG、比較その5 入手性


入手性で言うと、ユニクロに分があると管理人は感じています。

ユニクロ、グンゼYGともに店舗購入はできますが、YGの場合難しいのは「どこで売っているのかがわからない」ということと「別のグンゼ製品も売られていて探しにくい」ということです。

実は、グンゼの発熱性素材の下着には「ホットマジック」というラインナップがあり、こちらの方が入手しやすいのです。

グンゼの公式オンラインショップでも、「あったかインナー」としてはYGよりも「ホットマジック」のほうを打ち出している感じですね。

YGをオンラインで購入する場合、アマゾン、Yahoo! や楽天市場で購入するのが賢いと思います。




ヒートテックとモテ下着YG、比較まとめ


以上、ユニクロヒートテックとグンゼYGについて、ラインナップ、素材、機能性、価格、入手性の5ポイントで比較しました。

管理人個人としては、コットンを使っているYGのほうが着心地や見た目重視で推したいのですが、手に入れやすいという点ではユニクロに分がありそうですね。

この記事を参考に、ご自身にぴったりのあったかインナーを見つけられれば幸いです。

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ユニクロ「ヒートテック」に正しい着方がある? [ヒートテック]

ユニクロの「ヒートテック」は冬のあったか下着の代名詞といえます。
一方で、着方を間違えると肌がかゆくなるなど危険(?)もあると言われています。

ユニクロのヒートテックには正しい着方があるのでしょうか。

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ヒートテックに使われている素材



ユニクロのヒートテックは、レーヨン、マイクロアクリル、ポリウレタン、ポリエステルからなる「LOC II セオα」という繊維を素材にしています。この繊維は

ユニクロのヒートテックには東レが開発した「LOC II セオα」というレーヨン、マイクロアクリル、ポリウレタン、ポリエステルを組み合わせた機能性繊維が使われています。

ユニクロがめざす世界品質に、東レは技術力と生産力で応え続け、ヒートテックの原糸も飛躍的な進化を遂げました。ヒートテックに使われているのは、LOC Ⅱ "セオ" [レジスタードトレードマーク]と呼ばれる化学繊維です。しなやかなのに強く、発色性に優れています。この原糸の進化が、ヒートテックの優れた機能性を生み出しているのです。東レの石川工場ではヒートテック専用の製造ラインを増設し、需要の高まりに対応しています。

(ファーストリテイリングホームページ「ユニクロの事業戦略」より)

アパレル用新製品に向けた要素技術の深化としては、ポリエステルの改質による機能性向上等のポリマー研究があります。ユニクロ社のヒートテック[レジスタードトレードマーク]*などに採用されているカチオン可染ポリエステル"LOCⅡ"も当研究所で開発されたものであり、さらに当社独自の製糸技術、高次加工技術との融合によって幅広く展開されています。

(東レホームページ「研究開発組織:繊維研究所」より)

微細な溝を持つ異形断面と丸断面の単繊維をランダムに配列し、さらにねじれを加え繊維間に数μm~10数μmという極細の隙間をつくった毛細管構造が、優れた吸水性と拡散性、ドライ感を生み出すポリエステル繊維です。

(東レホームページ「東レのユニフォーム素材:セオ・アルファ[レジスタードトレードマーク]」より)

セオαはヒートテックに限らず、ユニフォームなどで使われているのですね。
また、LOC IIは染色性が良いため、着物の反物でよく使われています。

管理人、ちょっと不思議に思ったのが「LOC II セオα」には、温かくなる機能はないということです。

ヒートテックが温かくなる原理は、「吸湿発熱機能」というものです。

これは体の表面から発散される水蒸気(つまり、汗)を吸収して「凝縮熱」というものを発生させる機能です。

詳しい仕組みはわかりませんが、ヒートテックは「LOC II セオα」の織り方などで、この「吸湿発熱機能」を持たせているのでしょうね。


ヒートテックの正しい着方



ヒートテックの発熱する機能(吸湿発熱機能)を発揮させるためには、
シャツやキャミソール、タイツは肌に直接触れるようにするのが良いです。

肌から発散される水蒸気を速やかに吸収して発熱するからです。

「LOC II セオα」にはドライ感がありますので、汗をかいてもべたつかないようになっています。

ただし、この吸湿発熱機能によって、乾燥肌や敏感肌のかたは肌の乾燥が進みかゆみを感じる場合があるようです。この場合は、ヒートテックの下にさらに肌着を着るほうが良いでしょう。この時の肌着としては、シルクがベストです。

なお、ヒートテックが直接肌に触れた場合よりは劣りますが、中に肌着を付けたとしても、肌着を通って発散される水分でヒートテックは発熱するはずです。

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ヒートテックを着ないほうが良い場合



敏感肌、乾燥肌でない場合でも、ヒートテックを着ないほうが良い場合があります。

ひとつは「運動をするとき」。運動をすると、汗が大量に出ます。ヒートテックはこの汗が乾きにくいというのです。「登山をするときにはヒートテックを着るな」という話もあります。

「レーヨン」という素材に着目してほしい。このレーヨンはよくある人工繊維で植物繊維から作り出した天然素材の原料から構成されている。レーヨン自体の特徴としては「肌触りが良く感じられる」といった利点はあるが、吸水性が高いという性質から、発汗が大量に行われると「吸水率が飽和」してしまうという欠点がある。

そして結果的に「乾くのが遅い」という特性があるのだ。この「乾くのが遅い」というのが外気温の影響で汗冷えを起こし、体温の低下につながる。したがって3割もレーヨンが入ったユニクロのヒートテックは、特に汗を多くかくスポーツ、体温の低下が生死を分けるようなシチュエーションで使うのに適していないのだ。


(IT技術者ロードバイク日記「ヒートテックを山岳ガイドが使わない理由」より)

なお、ヒートテックと同じ吸湿発熱機能をもつ肌着には、レーヨンを使っていない製品もありますので、よく確認しましょう。

もうひとつ、ヒートテックを避けたほうが良い場合としては「夜寝るとき」です。

人間は寝ている間でも、意外と汗をかいています。
ヒートテックの吸湿発熱機能により、寝ている間の体温調節がうまくいかない場合があるのです。実は管理人、ヒートテックではない別の吸湿発熱機能を持つ下着をつけたまま寝たことがありまして、何度か失敗してます。

ご自身の肌の特性や使う場面を考えて、ヒートテックの着方を工夫して冬を温かく過ごしたいですね。


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ユニクロのヒートテックを着ると「かゆい」というひとは…… [ヒートテック]

最近はウォームビズが提唱されていることもあり、発熱するなど、機能性の高い「あったかインナー」が注目されています。発熱性のある下着として、もっとも人気があるのはユニクロの「ヒートテック」です。多くの方が愛用しているヒートテックですが、「着るとかゆくなる」という声も聞こえてきます。

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ユニクロのヒートテックが「かゆい」わけ1 こすれ




ユニクロのヒートテックには東レが開発した「LOC II セオα」というレーヨン、マイクロアクリル、ポリウレタン、ポリエステルを組み合わせた機能性繊維が使われています。

繊維によってこすれの強度に差はありますが、おおむね天然繊維よりは高いです。

また、繊維一本一本の長さも、天然繊維と比べて長く、型崩れがしにくくなる一方で、布地にした時に硬さを感じる場合もあります。

合成繊維は天然繊維と比べて一本一本が細く、また表面加工により肌触りが滑らかになっていますが、これを不愉快に感じる方もいます。


ユニクロのヒートテックが「かゆい」わけ2 発熱性




ユニクロのヒートテックが暖かくなるのは、その繊維が持つ「吸湿発熱機能」にあります。これは体表面から発散される水蒸気を吸収して発熱するという機能です。

ヒートテックを「かゆい」という方は「乾燥肌」と呼ばれる方が多いようです。皮膚の水分がヒートテックの布地に吸われてしまいます。またヒートテックが発熱することで体表面から水蒸気がさらに放出され、肌の乾燥がより進むと考えられます。

ユニクロのヒートテックの最新2016年版は保湿性を高めるために、繊維に「テンセルオイル」を練り込んでいます。

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ユニクロのヒートテックが「かゆい」わけ3 静電気




これをお読みの方は、プラスティックの下敷きで頭をこすって静電気を起こして遊んだことがあるかと思います。

また、冬にドアノブに触ったとき「バチッ」っというのも静電気のしわざですよね。

化学合成繊維は天然繊維と比べて肌とのこすれで静電気が発生しやすいと言われています。

ヒートテックで使われている化学繊維のなかで、アクリル、ポリウレタン、ポリエステルはマイナスに帯電しやすく、レーヨンはプラスに帯電しやすい性質があります。

ヒートテックでは静電気を抑える工夫がされていますが、素材として静電気が発生しやすい傾向があります。


ユニクロのヒートテックが「かゆい」わけ4 アレルギー




化学合成繊維に対して過敏症の方、またアレルギーを持っている方がいます。

ただし、一口で化学合成繊維といっても、アクリル、ポリウレタン、ポリエステル、レーヨンのすべてに反応する方、一部に反応する方と、人によってどの繊維にアレルギーがあるかはまちまちのようです。

もし気になる場合、皮膚科、アレルギー科などでアレルギーテストができるようなので一度受診しておくと、ヒートテック以外でもこの素材は着られる・着られないといったことがわかります。

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ユニクロのヒートテックが「かゆい」ひとにおすすめは




ヒートテックに限ったことではないのですが、特定の素材を使った衣服でかゆみを感じることがあります。

管理人の場合、特に首筋が敏感で、タートルネックのセーターでかゆみを感じることがありますね。

一般的に化学合成繊維よりも天然繊維のほうがかゆみを感じることは少ないようです。なかでも絹、シルクが一番良いと言われています。

シルクは吸湿や速乾という機能面でみても性能の高い素材です。ただし、お値段がネックなんですが……肌のかゆみがどうしても気になるのなら、試してみたいですね。


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ホットコットかヒートテックか、徹底比較2016年版 [ヒートテック]

冬の「あったかインナー」というとユニクロ「ヒートテック」が代名詞ですが、最近はベルメゾン「ホットコット」も注目されています。
ホットコットとヒートテック、それぞれの特徴を比較してみたいと思います。

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ホットコットとヒートテック。比較その1「素材」




ホットコットとヒートテックは、素材がまったく違います。

天然素材を使うことにこだわっているのがホットコットです。

例年秋冬になると各社が様々な機能素材を打ち出す“あったかインナー”市場において、ベルメゾンでは、これまで一貫して“天然素材である綿”にこだわり、アクリルレーヨンに綿45%を交編した『ホットコット』を販売し、お客様からも高い支持を得てきました。今年は、他社との差別化をにらみ天然素材の“綿”をさらに推し進めるべく新素材の開発に着手。綿そのものに吸湿発熱機能をもたせた独自開発による糸を使用し綿混紡率 95%の素材を作りました。

(千趣会プレスリリース「綿混発熱インナー『Hotcott[レジスタードトレードマーク] (ホットコット)』が全面リニューアル!」2016年7月26日 より)

一方、化繊で機能性を追求しているのが、ヒートテックです。
ヒートテックで使われている繊維は東レが開発した「LOC II セオα」。これはレーヨン、マイクロアクリル、ポリウレタン、ポリエステルを組み合わせた機能性繊維です。

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(ユニクロホームページ「ヒートテックのしくみ」より)
また「ヒートテック」の2016年版では、保湿性を高めるために一部の製品では「アルガンオイル」を繊維に練り込みました。

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ホットコットとヒートテック。比較その2「機能性」




冬に着るインナーとして、一番気になるのはその機能性、特に保温性です。

ホットコットとヒートテック、どちらも発熱性の繊維を使うことで、冬の温かさを強調しています。

ホットコットの場合、機能性よりは肌ざわり、風合い、フィット感といった「着心地」を追求していますね。

一方でヒートテックは、「発熱・保温・保湿・抗菌・ストレッチ・風合い・静電気防止・吸放湿」と八つの機能を打ち出しています。

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ホットコットとヒートテック。比較その3「ラインナップ」




ホットコットとヒートテック、商品ラインナップにも微妙に違いがあります。

どちらも定番商品として
  • アンダーシャツ
  • キャミソール
  • タイツ
  • レギンス

がそろっています。

また、どちらにも共通してウィメンズ、メンズ、キッズの商品がりますが、ホットコットには「授乳ママ」、ヒートテックには「ベビー」というカテゴリーがあるのが特徴です。

それから、靴下があるのはユニクロだけです。

また、ユニクロのオンラインショップではXS~4Lまでという幅広いサイズ展開があります。通常のサイズで収まらない方は、ユニクロを選ぶことになりますね。
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ホットコットとヒートテック。比較その4「価格帯」




例として、定番商品で比較してみます

○「ウィメンズ キャミソール」で比較

 ホットコット「あったかインナー・綿混キャミソールレディース」税別917円~1,195円

 ヒートテック「WOMEN ヒートテックキャミソール」税別990円

○「メンズ タイツ」で比較

 ホットコット「あったかインナー・綿混アンダーパンツメンズ」税別1,195円

 ヒートテック「MEN ヒートテックタイツ」税別990円

……と、ほぼ同価格帯ですが、若干ホットコットのほうが高めですね。

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ホットコットとヒートテック。比較その5「入手性」




ホットコットとヒートテック、入手性という点ではヒートテックが圧倒的に有利です。

ホットコットは「ベルメゾン」のカタログ・オンライン販売だけですから、実店舗があるユニクロは急いでいるときにすぐに買いに行けるメリットがあります。

実物を手にとって確かめられる、というのもユニクロの有利な点です。

オンライン販売という点では、ベルメゾン、ユニクロとも一回の買い物が5,000円を超える場合は送料無料になります。ただし、ベルメゾンは税込みの買い物価格ですが、ユニクロは税別の買い物価格です。

5,000円未満の買い物の場合、ベルメゾンが350円、ユニクロは450円ですので、ベルメゾンのほうが若干安めですね。
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ホットコットとヒートテック。比較まとめ




というわけで、ホットコットとヒートテックについて、素材・機能性・ラインナップ・価格・入手性の5項目で比較してみました。

やはり一番大きな違いは、素材、そして両社のこだわりだと思います。ホットコットは着心地を重視し、天然素材を使っていることにこだわっていますし、ヒートテックは機能性を重視しています。

これを読まれた方が、ご自身の利用シーンを考えたうえで、上手に買い物をされる助けになればと思います。


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ユニクロのヒートテック靴下、メンズは買いか? [ヒートテック]

「あったかインナー」の代名詞、ユニクロのヒートテックはシャツ、タイツなど様々な商品ラインナップが取り揃えられており、メンズ靴下も用意されています。

管理人も靴下は日常的に使いますので、ヒートテックの靴下はどうなのか、調べてみました。


ユニクロのメンズ靴下のサイズ展開



ユニクロの靴下は税別245円からあり、カラーバリエーションやスタイルも豊富で愛用している方も多いかと思います。

ただ、管理人いままでちょっと買うのをためらっていました。
というのも、管理人の足のサイズは27.5cmでして、25cm~27cmだと微妙に足りないんです。

なので、正直のこと言うと無印良品の靴下を選んでいました。

ところが、ネットストアを見ると、27cm~29cmというサイズ展開があるんですね!
ネットストア限定らしいのでこれは盲点でした。

ヒートテックのメンズ靴下は温かいのか



さて、メンズ靴下でヒートテック素材の製品も販売されています。

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スタイルとしては、ハーフ、レギュラー、ハイソックス、5本指があります。
ハイソックスがあるのが、管理人個人としてはありがたいですね。

ところで、ヒートテックに限らず、5本指靴下って温かいのかな? とちょっと思います。

管理人は足が結構冷えまして、
「5本指がいいよ」といわれてはいてたことがあるんですが、
どうもスースーするというか、かえって冷える感じがするんですね。

冷えというのは体の表面から熱が奪われていくことと、
血液の循環が少ないことの両方に理由があります。

5本指にすると指の部分の表面積がふえるので、
個人の感覚としては余計に冷えやすい気がしてます。

逆に、ヒートテックは「吸湿発熱素材」といって
体表面から放出される水蒸気で発熱するので、
足でも発熱は期待できますね。

ただし、これも使い方次第ということがあって、

ヒートテックに限らず「吸湿発熱素材」は大量の汗をかいた
場合に逆に乾きにくいという特徴があり、

ずっと履いていて蒸れた状態になるとかえって冷えてしまう
可能性があります。

こまめにはき替えると快適ですよね。


ヒートテックのメンズ靴下は臭くなる?



さて、メンズの靴下というと、気になるのが「臭い」

特に男性は一日靴をはいて外歩きをする方も多く、

蒸れて、臭う。

……と、気になる方も多いかと思います。

ユニクロ ヒートテックのサイトでは「抗菌防臭機能」があると書かれていまして、
もちろんその通り抗菌防臭機能はあると思います。

ただ、先程「ヒートテックのメンズ靴下は温かいのか」という項目でも書いたのですが、

ヒートテックは「吸湿発熱素材」ということもあり、
一旦水分を吸収すると乾きにくいという特性があります。

なので、どうしても蒸れやすいかな、と思いますね。
そうするとやっぱり臭いも、完全には……期待は……難しいかなぁ?


ユニクロのメンズ靴下を選ぶなら



管理人個人としては、靴下を選ぶポイントは快適性。

サイズがあって、足の汗で蒸れにくいということを重視しています。
結果的に、その方が保温にもなるんですよ。

というわけで、ユニクロのメンズ靴下なんですが、

ヒートテックに過度に期待はしないほうが良いかと思います。

ユニクロのソックスは、ヒートテック素材以外にも、豊富な商品展開があります。

特に、無地カラーソックスは抗菌防臭加工がされているそうなので、こちらには期待です。

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ユニクロ「ヒートテック」靴下に毛玉ができる? [ヒートテック]

ユニクロの「ヒートテック」は冬に重宝する「あったかインナー」です。

ヒートテックの商品ラインナップには靴下もありますが、靴下で気になるといえば「毛玉」
ヒートテックの靴下は毛玉ができやすいのでしょうか? 

そして、毛玉を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?

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ヒートテックに毛玉ができたという話



靴下ではないのですが、ヒートテックのエクストラウォームの一部の製品で、毛玉が大量にできて返品騒ぎになったことがあります。

2014年に極暖ヒートテックのレギンスと長袖タートルを購入した方が、洗濯したら大量の毛玉が発生し「体中に毛玉がつく」、「洗濯乾燥機が目詰まりする」、「部屋が毛玉だらけになる」と大変だったそうです。

ただ、ユニクロの対応はとても誠実で、店舗に持っていったところ返品交換してくださったとのこと。

その後、ヒートテックは改良を重ねていますが、2015年にヒートテックの靴下を購入した方が、「毛玉ができた」とブログにあげていらっしゃいます。

ブログを書かれた方(女性)はご自身のヒートテックの靴下には毛玉ができたが、ご主人のヒートテックにはできなかったそうです。

2014年の返品騒動の時も「一部の製造ラインで作られたもので毛玉ができやすい」という説明があったそうなので、同じラインなのかなと思ってしまいますが……

2016年版はさらに改良されているのか、気になるところですね。

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毛玉ができやすい靴下の素材



さて、ヒートテックに限らず、靴下は色々な素材のものがありますよね。

実は使用する繊維によって毛玉のできやすさが違います。

一般的に、繊維の種類では次の順で毛玉ができやすいのだそうです。

アクリル (毛玉になりやすい)

羊毛(ウール)

木綿

ポリエステル (毛玉になりにくい)

また、「繊維の長いものは毛玉になりにくい」そうで、例えば同じ木綿でも「エジプト綿」は繊維が長く毛玉になりにくいとのことです。

気になるヒートテックはどういう素材なのでしょうか?

こちらは
  • 34%ポリエステル
  • 34%レーヨン
  • 27%アクリル
  • 5%ポリウレタン


ということで、毛玉ができやすい素材「アクリル」が使われていますね。

アクリルは毛玉になりやすい素材ですから、仕方がないのかも。

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毛玉になりにくい靴下の洗濯の仕方



靴下の毛玉を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?

毛玉ができるのは洗濯をした時なのですが、さすがに靴下を洗濯しないわけにはいきませんよね(汗)

毛玉は洗濯の際に擦れた部分にほかの衣服の繊維の屑がからまって大きくなるそうです。

なので、対策としては次のことが考えられます。
  • タオルなど、繊維くずが出やすいものとは分けて洗濯する、
  • ネットに入れる
  • (擦れた部分が当たらないように)裏返す
  • 柔軟剤を使う
  • 手洗いする


丁寧に扱えば毛玉にもなりにくい」ということになりますが……

靴下だしなあ、毎回別にして手洗いというのも、時間に余裕のある方でないと難しいかもしれませんね。

洗濯を繰り返すと毛玉になるのは仕方がないですし、
あとはユニクロさんの技術力と企業努力に期待します。

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ヒートテックのどこが危険なのか? [ヒートテック]

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(ユニクロホームページより 今年はperfumeとコラボなんですね)

冬になると話題になるユニクロの「ヒートテック」。最近はウォームビズが提唱されていることもあり、ヒートテックのような「あったかインナー」に注目が集まっています。

しかし、インターネットを見ると「ヒートテックは危険」という言葉も目に入ってきます。どういうことなのでしょうか?





ヒートテックが温かいしくみ



そもそも、ヒートテックはなぜ温かいのでしょうか?

ユニクロの公式ホームページでは、ヒートテックの機能について次のように説明しています。

発熱:体から蒸発する水蒸気を繊維自体が吸収し、熱エネルギーに変換。素材自体が暖かくなります。
保湿 :アルガンオイルを繊維に練り込み、しっとりやわらかな肌ざわりを実現しました。


そのほかにも、
「保温」「抗菌」「ストレッチ」「風合い」「静電気防止」「形状保持」「吸放湿」「吸汗速乾」「消臭」の機能があるとうたっています。

この、繊維が発熱するというのは「吸湿発熱効果」 といいまして、「凝縮熱」という熱力学の仕組みを利用しています。

「凝縮」というのは「水蒸気が水滴になる」ことです。このときに、水滴からは熱エネルギーが発散されまして、その熱エネルギーのことを「凝縮熱」といいます。

人間は寒い中でも、少しずつ汗をかいています。汗は水蒸気に変わりますが、その水蒸気がヒートテックの繊維に触れると水滴となり、その時に「凝縮熱」が放出されます。それで、ヒートテックは暖かくなるというわけです。

ちなみに、この凝縮熱を使って暖かくなる繊維はヒートテック以外にもあり、ミズノの「ブレスサーモ」、ベルメゾンの「ホットコット」などがあります。

また古くからウールは吸湿発熱効果が高いことが知られており、北欧の漁師が着る「ダッフルコート」がウールを使ったメルトン生地なのもこれが理由です。


ヒートテックのどこが危険なのか



吸湿発熱効果で冬でも暖かいヒートテック、素晴らしいと思いますが、中には「危険」という方もいるわけです。

「え? まじで?」とびっくりするわけですが、では具体的にどういうところが危険なのでしょうか。

インターネット上で言われているのは、
  • 肌に良く無い
  • 逆に体温が奪われる
  • 洗濯するときに危険

というのが多いですね。

それぞれについて、詳しくみていきましょう。


ヒートテックの危険なところ1「肌」



ヒートテックの危険性で一番言われているのは「肌に良く無い」ということです。

実際「着るとかゆくなる」という感想を書かれている方も結構いますね。

ヒートテックそのものではないですが、似たような吸湿発熱効果をうたった下着を批判した「買ってはいけない」なんて本もありました。

ヒートテックで使われているのは東レが開発した「LOC II セオα」という素材です。
「買ってはいけない」では「繊維で使われている化学物質が経皮毒になる」というような(管理人から見たらトンデモな)理由でダメと書かれていましたが、かゆくなるのは別の理由からです。

「肌がかゆくなる」というのは、吸湿発熱効果そのものが理由にあるようで、おもに乾燥肌、敏感肌といわれる方が「かゆくなる」と訴えることが多いようですね。ヒートテックは肌から放出される水蒸気で発熱しますから、乾燥肌の方は肌の水分が抜けていってしまい、かゆみとして現れるのではないかと考えられます。

ユニクロではこの対策として、最新のヒートテック製品には保湿効果を高める「アルガンオイル」を加えました。期待したいところです。


ヒートテックの危険なところ2「汗」



アスリート、登山家の間では「ヒートテックは着ない」といわれています。「ヒートテックを着ると逆に体温が下がる」というのですね。

ヒートテックに使われている化学繊維は公式サイトでは公表されていないのですが、管理人が店舗でタグを確認したところ。

  • ポリエステル 42%
  • レーヨン 35%
  • アクリル 18%
  • ポリウレタン 5%


となっていました。

このうち、レーヨンは吸水性が高いことが知られています。
裏を返すと、乾きにくいのです。

アスリートや登山家は、激しい運動をするために汗をたくさんかきます。

ヒートテックを着るとその汗がなかなか乾かない、汗を乾かすときに体温を奪っていくのです。

「登山の時に木綿の肌着はいけない」といわれていますが、これも木綿のシャツは乾きにくいからです。

アスリートや登山家は、汗がより早く乾くような繊維の下着をつけるようにしています。


ヒートテックの危険なところ3「洗濯」



これは意外に思うかもしれませんが、洗濯、特に洗濯後の乾燥時に危険なことがあるようです。

ヒートテックの洗濯表示を見ると「乾燥機に入れないでください」と書いてあるんですね。

これはなぜかというと、使われている繊維が発熱して、最悪の場合発火するからだそうです。

また、詳しい理由はわからないのですが、洗濯した後に濡れた状態で放置するのも良く無いそうです。(どなたか理由をご存知でしたら教えてくださいませ)

洗濯したら、速やかにハンガーなどで干しましょう。




ヒートテックの危険なところその4「体温」



ヒートテックは「吸湿発熱機能」を持った繊維を使い、生地自体が発熱する服です。

おかげで暖かいわけですが、これが必要以上に体温を上げてしまうことがあります。一つは上に書いた運動をする時ですが、もう一つ「夜寝るとき」です。

普通、夜寝るときは布団をかけます。布団をかけることで体温が下がらないように保温するわけです。

ヒートテックを着たまま寝ると、肌から放出される汗でヒートテックは発熱します。

すると、布団で保温性が高まっているため、少し「暑い」状態になります。

人間は暑いと汗をかきます。その汗で、ヒートテックがさらに発熱します……

上の「その2」で書いたように、ある程度を超えると汗は吸収されず発熱もおさまるのですが、登山中と違い布団の中では体温がなかなか下がりません。

結果として、体温の高い状態、つまり「熱が出た状態」になってしまうのですね。

特に、子供さんは熱に弱いので、気を付けなければなりません。



ヒートテックを賢く使って暖かく過ごそう



以上、ヒートテックの危険性について、まとめました。

乾燥肌、敏感肌の方、大量に汗をかく方など、ヒートテックなどの吸湿発熱素材は向かない場合がありますので、よく確かめて賢く使っていきたいですね。

また、乾燥機を使うのは危険ですので、洗濯の時にはご注意くださいね。

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