長崎を舞台にした映画「母と暮せば」が間もなく公開されます。
初日には主演の吉永小百合さん、二宮和也さんらの舞台挨拶があるのではと期待が高まっていますね。






監督は山田洋二さん、主演は吉永小百合さん、二宮和也さん、
他に黒木華さん、浅野忠信さん、加藤健一さんらが出演されています。

また、音楽を坂本龍一さんが担当されているのですが、中咽頭がんで療養中だった坂本龍一さんが活動再開するということで、こちらも注目が集まっています。

管理人はこのタイトルを見てピンと来たのですが、これは
井上ひさしさんの戯曲「父と暮せば」のオマージュが込められた作品です。

井上さん自身、「父と暮せば」の対になる作品として「母と暮せば」を構想していたらしく、その遺志を引き継いだ山田洋二監督がシナリオを書きました(平松恵美子さんと共作)。

「父と暮せば」の方は2004年に黒木和雄監督、主演:宮沢りえさん、原田芳雄さんで映画化されています。

「父と暮せば」の映画にも、浅野忠信さんが出演されていまして、ご縁があるんですね。

詳しい内容は映画館で楽しんでいただくとして、「母と暮せば」と「父と暮せば」を軽く対比してみたいと思います。



また、若者の恋愛も描かれているようですね。

「母と暮せば」では二宮和也さん演じる息子(幽霊)の元恋人(黒木華さん演じる)の恋愛が、「父と暮せば」では宮沢りえさん演じる娘の恋愛が描かれています。

これは生き延びた者が抱く「自分は生ていてよかったのだろうか?」という問いかけが根底にあると管理人は思っています。

この夏、注目の映画だと思います。

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