今年の甲子園予選、福井県大会1回戦で、春江工と坂井の兄弟対決が行われ、「兄」の春江工が4-1で勝利しました。

兄弟対決って何?」と思いますよね。

これには寂しいドラマがあるのです。






春江工はかつて栗原陵矢選手(現ソフトバンク)が在籍し、2013年の選抜大会に出場経験のある福井の強豪校です。

ただ、高校再編の余波により今年度いっぱいで閉校が決まっており、昨年の甲子園大会予選には、対戦相手の坂井と合同チームを組んで出場していました

春江工の三年生は、今年の大会には三年生だけで組んだ単独チームで出場したいとの希望を訴えます。

希望は叶い春江工は単独出場を許されますが、その後も練習は坂井と合同で行っていました。

そして、6月26日の組み合わせ抽選により、
春江工の一回戦の対戦相手が坂井に決まりました。

決まった後はさすがに合同練習をすることはなく(練習試合はしたそうです)、春江工と阪井の選手は会話をすることもなかったようです。

三年生12人だけの春江工対、一,二年生53人の坂井の試合、これはまさに「兄弟対決」と呼べるものになりました。

春江工には応援団がいないため、坂井の応援団のうち半分が春江工の応援団に回ったそうです。

なんとも異例尽くしの対戦でしたが、3年生の春江工が「兄貴としての意地」を見せた形で勝利しました。

春江工、このまま勝利して甲子園大会に出場してもらいたいですね。

というのも、春江工のチアリーダーの制服がなかなか攻めているといいますか、「へそ出し」なんですよね。



2013年の選抜高校野球に出場した際には

この季節でへそ出しすごい……

というような感じで、ちょっと話題になりました。

チアがみられるかどうかに関係なく
3年生12名だけで県大会に出場するというガッツには心からエールを送りたいと思います。

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