インスタントラーメンの粉が危険?! [健康]
6月27日夜、台湾の新北市にあるテーマパーク「八仙海岸八仙水上楽園」で爆発が発生し、229人がやけどなどで病院に搬送されました。
このテーマパークでは色の付いた粉(トウモロコシの粉末とのこと)を来場者に吹きかけていたところ爆発が起きたということです。
トウモロコシの粉末のような可燃性の粉が空気中に漂っている状態に、何らかの原因で引火すると、爆発的に燃焼が起きることがあります。これを「粉じん爆発」といいます。
燃焼が発生するためには次の三つの条件が必要です。
1.可燃物
2.温度
3.酸素
粉じん爆発の場合も、この三つの条件がそろったときに発生しますが、
特に可燃物である粉が空気中にどれくらいあるか(粉じんの濃度)ということに関係があります。
粉じんの濃度がある基準(「爆発下限界」といいます)より薄い場合、仮に粉が一粒燃えたとしても他の粉に燃え移ることはありません。逆に粉じんの濃度が先とは別のある基準(「爆発上限界」といいます)より濃い場合は、粉じんを燃焼させるだけの熱量が不足してしまいます。
今回の台湾の事故の場合、振りまいていたトウモロコシの粉の空気中の濃度が爆発範囲にあり、そこへ照明の温度や機械などからの火花が火種となったのではないかと考えられます。
ところで、身近なところにも、この「粉じん爆発」が起きる可能性がある、危険な食品があるんです。
それは……
「インスタントラーメンのスープの粉」です。
スープの粉がガスコンロの炎に引火して、粉じん爆発が起きる可能性があります。
(本当は危ない? インスタントラーメンの粉:news.livedoor.com/article/detail/9030784/)
インスタントラーメンの袋に「作り方」として
「火を止めてから粉を入れてください」
と書いてあるのは、粉じん爆発を避けるためだったのです。
インスタントラーメン調理の際には、「作り方」をよく見て、おいしくいただきたいですね。
※追記:メーカーさんに問い合わせたところ、火を止めてから入れるのは、単においしく作るため、だそうで、「粉じん爆発」については想定していないそうです。なーんだ。
まあでも、火を止めてからのほうが落ち着いてできるし、やっぱり「作り方」はよく読んだほうがいいですね。
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このテーマパークでは色の付いた粉(トウモロコシの粉末とのこと)を来場者に吹きかけていたところ爆発が起きたということです。
トウモロコシの粉末のような可燃性の粉が空気中に漂っている状態に、何らかの原因で引火すると、爆発的に燃焼が起きることがあります。これを「粉じん爆発」といいます。
燃焼が発生するためには次の三つの条件が必要です。
1.可燃物
2.温度
3.酸素
粉じん爆発の場合も、この三つの条件がそろったときに発生しますが、
特に可燃物である粉が空気中にどれくらいあるか(粉じんの濃度)ということに関係があります。
粉じんの濃度がある基準(「爆発下限界」といいます)より薄い場合、仮に粉が一粒燃えたとしても他の粉に燃え移ることはありません。逆に粉じんの濃度が先とは別のある基準(「爆発上限界」といいます)より濃い場合は、粉じんを燃焼させるだけの熱量が不足してしまいます。
今回の台湾の事故の場合、振りまいていたトウモロコシの粉の空気中の濃度が爆発範囲にあり、そこへ照明の温度や機械などからの火花が火種となったのではないかと考えられます。
ところで、身近なところにも、この「粉じん爆発」が起きる可能性がある、危険な食品があるんです。
それは……
「インスタントラーメンのスープの粉」です。
スープの粉がガスコンロの炎に引火して、粉じん爆発が起きる可能性があります。
(本当は危ない? インスタントラーメンの粉:news.livedoor.com/article/detail/9030784/)
インスタントラーメンの袋に「作り方」として
「火を止めてから粉を入れてください」
と書いてあるのは、粉じん爆発を避けるためだったのです。
インスタントラーメン調理の際には、「作り方」をよく見て、おいしくいただきたいですね。
※追記:メーカーさんに問い合わせたところ、火を止めてから入れるのは、単においしく作るため、だそうで、「粉じん爆発」については想定していないそうです。なーんだ。
まあでも、火を止めてからのほうが落ち着いてできるし、やっぱり「作り方」はよく読んだほうがいいですね。
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