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日本でMERS感染者が表れたときの対応、市民の対策は? [MERS]

韓国で感染が広がっているMERS(中東呼吸器症候群)の感染者が日本で確認された時の対応策が、厚生労働省から発表されました。


中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について(PDFです)
韓国で発生している中東呼吸器症候群(MERS)への検疫対応について(PDFです)






韓国内でのMERS感染者は、ほとんどが二次感染、三次感染によるものです。
もし日本でMERSの患者が確認された場合、患者の搬送中の二次感染を防ぐため、原則として発生した都道府県内で病院で治療を完結させる方針になりました。
各都道府県で対応する医療機関は、「第2種感染症指定医療機関」というものです。
病室も、空気が外に漏れない特別仕様か、「病室の空気を外気と十分入れ替えできる個室」でも可能とのことです。

また、日本でMERS感染者が確認された場合、「濃厚接触者」と呼ばれる人も、健康観察並びに外出の自粛を求められます。

「濃厚接触者」とは、具体的には
患者と同居している家族
・必要な感染予防対策なしで、患者の診察、搬送、処置などを行った医療関係者
・患者の痰などの体液・分泌物(汗を除く)に必要な感染予防策なしに触った者
・手で触れたり、対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル以内)で、必要な感染予防策なしに患者と接触した者
ということです。

ここで大事なのが、「必要な感染予防策」という点ですが、具体的には
◎手指衛生を行う
◎手袋
◎サージカルマスク(又は N95 マスク)
○眼の防護具(フェイスシールドやゴーグル)
○ガウンを装着する

ということで、◎の項目は絶対に必要、○の項目は2メートル以内に近づかない、等のリスクが少ない状況では必須ではないとされています。

ここに書かれているとおり、
もし、仮に日本でMERS感染者が確認された場合、私たちができる対策としては
・手洗い
・マスクの着用
がとても重要だといえますね。

また、健康観察は具体的には一日二回の検温、咳、痰、体のだるさ、などの症状がないかの確認ということです。

韓国ではついに死者が10人になり、また妊婦の感染が確認されていたりと、厳しい状態のようですが、日本では感染がないように、しっかり対策をしていきたいものです。

(関連する記事)
韓国で感染拡大中のMERSの最新情報、診断方法など [健康]
感染症MERSの疑問…潜伏期間、症状、致死率、予防(更新情報あり) [健康]
一万円のマスクがMERS予防に良いらしい [健康]



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