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鈴鹿の地域FMで放送事故、社員全員が一斉退職 [事件事故]

三重県鈴鹿市のコミュニティーFM「鈴鹿ヴォイスエフエム」で、全従業員8人が一斉に19日付で「退職願」を提出しました。

退職願を出した従業員たちが出社しなかったため、6月20日午前5時から約5時間にわたって番組を放送できず放送事故発生時用の音楽が流れました。






この状態は6月21日も続き、鈴鹿ヴォイスエフエムでは東京のコミュニティーFM局の番組を流して対応しました。

6月22日には外部の応援を借りるなどして、放送は復旧しましたが、一部番組パーソナリティーが変わったりしているようです。

また月曜・朝「Suzuka Morning Voice」担当の真弓明子は体調不良につきお休みし、小森友紀子がお送りいたします。小森友紀子による月曜日モーニングヴォイスをお楽しみください。
(鈴鹿ヴォイスエフエムホームページより)

鈴鹿ヴォイスエフエムはこの件について、総務省東海総合通信局に報告しました。

退職願を出した社員は
給与が支払われなかっただけでなく、その説明さえなかった会社に残金がなく給与が支払えないことを役員に報告したが、社員に任せて対処してもらえなかったと聞いている。全員がラジオを愛していたのに残念だ
(伊勢新聞)と話しています。

これについて運営会社である鈴鹿メディアパークの加藤正彦社長は
資金繰りに困っていたのは事実だが、ほとんどの社員に給与は支払える状態だと考えていたので若い社員に優先して支払うよう担当者に命じていた現時点で全額を振り込んでいなかったかどうかは確認ができていない
(伊勢新聞)と話しています。

両者の主張を読むと、コミュニケーション不足による隔たりが大きい印象がありますね。実際、加藤雅彦社長は、「7月からの新体制への不満が原因ではないか」とも語ってます。

コミュニティーFMは電波の出力が小さく、ごく狭い範囲で聴くことができる地域密着型の放送局ですが、いまではインターネットサイマル放送をしている局も多く、この鈴鹿ヴォイスエフエムも全国で聴くことができます。

「日本コミュニティー放送協会」に加盟しているFM局は全国で218曲あります。
どこも小さく、経営としては大変な面はあると思いますが、協力し合って続けて欲しいなと思います。

自分も聴くしな! 
と心の叫びをあげるラジオ好きの管理人でした。


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